すでに今年No.1アクションゲームと呼び声が高い、「Mina the Hollower」。このゲームは「ショベルナイト」のYacht Club Gameの制作で、見た目は、ゲームボーイカラーの8bit風の2DアクションRPG。どこか懐かしい感じを受けますが、実際にプレイするとこれが非常によくできたゲームで、現代のゲームとしてみてもまったく違和感のない出来でした。

特に主人公のMinaを操作する肌触りが非常によくできていて、操作する心地よさが味わえるアクションです。また敵も個性派ぞろいで、敵とのバトルごとにいろんな戦い方を考えながらプレイするのが非常に楽しい。

MAPも世界の中心にあるホネックスから外へと広がっており、次のMAPへ進む道を探しながらそれぞれのエリアの最終目的地を目指していくのですが、この構成がオープンワールド風になっていて、どこから攻略を始めても良いようになっている。
そして、一度見つけた道は、ショットカットを開放することで、次に行く時には、最短でたどり着けるようになっているのも、プレイヤーとしては非常にプレイしやすい状況になっています。

見たイメージから「ゼルダの伝説」「悪魔上ドラキュラ」「イース」などのゲームをオマージュしていることがわかりますし、実際にプレイするとあきらかにそうだとわかるようなギミック(蝋燭の燭台を壊すとアイテムが出る等々)もいろいろあります。笑

しかし何と言ってもこのゲームの面白さを構成している中心は「穴を掘る」というアクション!
これが、ゲーム全体に生かされて、このことによってゲームの面白さを飛躍的に上げています。
具体的には、「穴を掘る」アクションによって、
・地面に潜ってアイテムをとることができる
・行き止まりと思えるところを潜ることで通り抜けることができる
・潜って移動することで移動速度をあげたり、ジャンプ距離を伸ばしたりできる
・潜ることで敵の攻撃をかわすことができる
等が発生し2Dアクションなのに3Dアクション(ジャンプももちろんあります)のようにプレイすることができます。


この「穴を掘る」要素によって、ボスとのバトルにバリエーションが増えたり、MAPの様々なギミックを解いていくことができようになっているだけでなく、この要素がゲーム全体に非常に有効に機能していて、今までにない遊びの要素になっています。これは相当ゲームの仕様を練りこまないとここまでうまく機能しないので制作はかなり大変だったろうなということが伺えますね。(実際、延期等で大変だったらしい)

その他にはブキやアイテムを集めて強化していったり、組み合わせで自分なりのビルドを組んだりと現代のゲームで一般的な要素が網羅されていて、クリアしても何度も遊べるようにという工夫が見えているのも非常に良いです。

ゲーム進行にあわせたシナリオもありますが、ゲームを面白くするための要素で、そこまで重きを置いていないところ(それでもシナリオでこの世界に引き込まれます笑)が、アクションを楽しんでほしいという製作者の意図もみえてこの部分も非常にGood!でした。
ゲームバランス的には、アクションとしてはそこそこ難しめで、コントローラー操作を要求される部分も多々あります(何度も落下しました笑)が、難易度を選べるので、自分にあわせた難易度で遊ぶことで楽しむことができると思います。個人的には、過去のオマージュでクスっと笑えるところがいろいろありました。このあたりに興味ある人は是非実際にプレイして見つけてもらいたいなと思います。(クリア後にゲームの中以外のところで知った開発の背景とかもあって驚きでした笑)
アクションゲームが好きな人には是非遊んでほしいゲーム「Mina the Hollower」オススメです。


